大人のためのノスタルジックでエロスな落語会
大道芸術館で笑福亭羽光さんのエロ全開の落語会を開催します。
大道芸術館ではじめての落語会です。
江戸時代から文人・墨客・粋人が集まる向島。そんな向島で「大道芸術館」という美術館が誕生しました。
都築響一さんのコレクションを基に、「昭和の息吹・大衆文化を現代アートとしてとらえたコンセプト」で収集された美術品が展示されており、2階には昭和のサロン風のBAR「茶と酒 わかめ」があります。今回は「茶と酒 わかめ」のベルベットベンチの上に高座を作り、見世物小屋の書割が背景を彩ります。
会の半ばに、大道芸術館 館主で編集者の都築響一さんと笑福亭羽光さんのトークタイムもご用意。かつての文人、粋人たちがこの地に集い楽しんだように、落語とトークを通じてノスタルジックでエロスな一夜をお楽しみください。
詳しくはこちら→https://honyashan.com/%e4%bc%81%e7%94%bb/shofukuteiuko-bokutotsuyabanasi-20230422/
大道芸術館 落語会
笑福亭羽光 墨東「艶」噺
開催日:2023年4月22日(土)
時間:17:00開場、18:00開演∔懇親会(自由参加)
会場:大道芸術館 museum of roadside art 2階 茶と酒 わかめ
(〒131-0033 東京都墨田区向島5丁目28−4)
アクセスはこちら
参加費:6,000円(税込) Entrance fee込+1Drink付
笑福亭羽光
しょうふくていうこう
奇妙でノスタルジックな世界へ導く新作落語家。読書家としても知られ、とりわけSF小説を愛読し、本や映画をモチーフにした創作落語で異彩を放つ。下ネタも華麗に落語にしてしまう。代表作は多層構造のメタ落語「ペラペラ王国」や、自身の実体験を基にした「私小説落語」シリーズ。
1998年から4人組お笑いユニット「爆烈Q」として活動し、講談社週刊少年マガジンの第三十五回ギャグ漫画新人賞をきっかけに「のぞむよしお」のペンネームで漫画原作者としての活動を開始。2007年に 「爆烈Q」解散。同年に笑福亭鶴光に入門し、34歳で落語の道へ。2021年真打昇進。「ペラペラ王国」にて「第4回 渋谷らくご大賞 創作大賞」「2020年NHK新人落語大賞」を受賞。
WEBサイト: https://www.syoufukuteiukou.com/
twitter: https://twitter.com/syoufukuteiukou
トークゲスト
都築響一
つづききょういち
『POPEYE』『BRUTUS』などの雑誌編集を経て、1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を刊行。1997年、『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。2012年より有料週刊メールマガジン『ROADSIDERS’weekly』(http://www.roadsiders.com/)を配信中。近著に『捨てられないTシャツ』(筑摩書房、2017年)、『Neverland Diner』(ケンエレブックス、2021年)、『IDOL STYLE』(双葉社、2021年)など。
会場
昭和の純喫茶、昭和の歌謡曲、昭和のラブホテル……
半世紀近く前の日常文化が、いま熱く語られている。
半世紀前には生まれてすらいなかった若者たちによって。
いまだ日本最大の集客記録である6千万人以上が集い「人類の進歩と調和」を目撃した、1970年の大阪万博で頂点に達したあの時代。
あちこちの観光地に、祭の場に、路傍に咲いた昭和元禄の徒花たち。
それはもう昭和を知らない若者の幻想にしか花を咲かせられないのか。
美術館は珍しいもの、ひとつしかないものを集め見せてくれる。
どこにでもあったもの、たくさんあったものは、ほとんど忘れられ、いつのまにか消えていくだけだ。
そうやって僕らはひとつ、またひとつ宝物を失っていく。失ってから気がつくことを繰り返しながら。
長いあいだ日本の路傍をさまよいながら、光と陰のあいだに矢のごとく消えていく文化のかけらを拾い集めてきた。
そのいくつかをここに見せる場ができて、失われた文化の残像だけでも甦らせることができたら、
もう半世紀近くなった僕の旅もまったく無駄ではなかったことになるだろう。
都築響一
大道芸術館
〒131-0033
東京都墨田区向島5丁目28−4
最寄り駅:曳舟、押上
https://museum-of-roadside-art.com/
お問い合わせ&詳細
本イベント詳細についてはコチラ→https://honyashan.com/%e4%bc%81%e7%94%bb/shofukuteiuko-bokutotsuyabanasi-20230422/
本イベントに関するお問い合わせ/取材のお申し込みは、以下までお願いいたします。
墨東艶噺 事務局
本屋しゃん/中村 info@honyashan.com
共催:大道芸術館
企画・主催:本屋しゃん