第2回目のテーマは「空」
第2回目は5月13日開催。
5月。
新緑が青々と鮮やかに萌え、頬をなでる風は爽やかに薫り、だんだんと夏の気配が感じられる時分。
ふと上を向くと青い空が広がって、ぐんっと背伸びしたくなる、そんな季節。
きっと、仲町の家のお庭の木々もいきいきとして、お家の中にはすがすがしい空気が流れるでしょう。
そこで、第2回目のテーマは季節に寄り添って「空」。
浮世絵に描かれる空、落語に出てくる空?!
いや、待てよ「空」という字にはいろんな意味がある。
果たして、柳家あお馬と渡邉晃はそれぞれどのようにテーマに応えるのか。
こうご期待。
今回もみんなでTRiPしましょう!
落語と浮世絵が出会う落語会「TRiP」とは
柳家あお馬(落語家)、渡邉晃(太田記念美術館学芸員)、本屋しゃん(企画家)の3人が集まって「落語と浮世絵」が出会う落語会シリーズ「TRiP」が誕生しました。毎回ひとつテーマを決めて、柳家あお馬は落語で、渡邉晃は浮世絵レクチャーで応え、2人のトークで落語と浮世絵が絡み合います。
身体と言葉、そして扇子と手ぬぐいだけで、登場人物の立場や人柄、性格を演じ、時間や季節など、その場の情景を表現し、鑑賞者の想像力を掻き立てる「落語」。
絵師のセンスと想像力、職人たちの巧みな技が重なり合い、時を越えても、色あせることなく、当時の風俗、そして浮世の世界へ旅させてくれる「浮世絵」。
落語も浮世絵も、江戸時代に生まれました。そして、両者とも、何でもない普通の生活の愛おしさに気づかせてくれるとともに、「江戸時代・文化」そして「異世界」へと導いてくれる芸術ではないでしょうか。「TRiP」は、そんな落語と浮世絵の架け橋となり、みなさまに、時を越えた、想像力あふれる旅へとお連れします。
基本情報
「TRiP ー落語×浮世絵ー」
第2回 テーマ:空
開催日 2023年5月13日(土)
時間 18:00開場、18:30開演〜20:30終演予定
※終演時刻は進行により、多少前後する可能性があります。
会場 仲町の家 (〒120-0036 足立区千住仲町29-1)
参加費 2,500円(税込) ※事前決済
1989年神奈川県出身。より多くの人に落語を楽しんでいただきたいという想いから、寄席や落語会に精力的に出演中。失敗しがちな落語の住人に、人間的な愛嬌を感じさせてくれる存在として、魅力を感じている。そんな「落語の可笑しみ、登場人物の愛らしさを素直に表現できるような噺家」を目指している。
2014年柳家小せんに入門
2015年楽屋入り落語協会の前座となる
2019年前座修業を終えて二ツ目に昇進2021年大和市文化芸術未来賞受賞
WEBサイト: https://yanagiya-aoba.com/
twitter: https://twitter.com/yanagiyaaoba
太田記念美術館上席学芸員。博士(芸術学)。「没後150年記念 歌川国貞」「生誕290年記念 勝川春章」「江戸の凸凹」「江戸の土木」などの展覧会を担当。著書に『江戸の悪』『江戸の女装と男装』(青幻舎)、『浮世絵動物園』(共著、小学館)ほか。学芸員としての傍ら、ジャズピアニストとしての活動も続けている。都内のジャズスポットを中心に演奏を行うほか、自己のバンドにて第39回浅草ジャズコンテストのファイナル出場。NHKBSプレミアム「名画の暗号」にてアン・サリーとピアノ・デュオで共演。
太田記念美術館WEBサイト:http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
太田記念美術館twitter : https://twitter.com/ukiyoeota
みなさんを落語と浮世絵の世界に誘う、道先案内人。生みの親である柳家あお馬のような落語家になることが夢で、日夜、稽古に励んでいる。
好きな食べもの:塩大福
嫌いな食べもの:焼き鳥
アクセス
アートアクセスあだち 音まち千住の縁 仲町の家
〒120-0036 足立区千住仲町29-1
※仲町氷川神社の向かいにある石畳の門扉の先です。
北千住駅より徒歩約10分
・JR:西口
・私鉄/東京メトロ:出口1(千住警察署方面 )
駅から仲町の家まで、北千住の町のお散歩をどうぞお楽しみください。
詳しくは本屋しゃん様ホームページでご確認ください。↓
https://honyashan.com/product/%e3%80%90%e3%83%81%e3%82%b1%e3%83%83%e3%83%88%e3%80%91%e3%80%8ctrip-%e3%83%bc%e8%90%bd%e8%aa%9ex%e6%b5%ae%e4%b8%96%e7%b5%b5%e3%83%bc%e3%80%8d-%e7%acac2%e5%9b%9e-%e3%83%86%e3%83%bc%e3%83%9e/